「感じない、を感じる」企業向け身体性講義が始まりました
2025年09月10日 14:29
身体性講義vol.1(Godoh様) 実施レポート
「感じない、を感じる」——企業向け身体性講義が始まりました
ご依頼から始まった、新しい学びのかたち
2025年初夏、身体性感総合研究所(wire)は、Godoh株式会社より「 まずはゼミ形式で社内に哲学的身体論を浸透させて行って欲しい 」とのご相談を受けました。
その背景には、情報化・効率化が進む現代社会において、身体感覚が希薄化しているという課題意識がありました。
この依頼を受け、私たちはこれまでの研究と実践をもとに、企業向けにカスタマイズした講義プログラム「身体性講義vol.1」を構築。
哲学・心理学・神経科学・教育学・宗教学など、学際的な知見を融合した新しい学びの場が誕生しました。
身体を通じて世界を捉え直す
講義は、単なる座学ではなく、身体を使って考える・感じる・語ることを重視した構成で進行しました。
現象学的アプローチ
「見えているもの」と「認識しているもの」の違いを、盲点や空間認識の実験を通じて体感。
身体がどのように世界を構成しているかを、哲学的に探究しました。リハビリテーションとの接続
脳卒中や麻痺の患者が身体感覚を取り戻すプロセスを紹介。
「身体を感じること」が治療や教育にどう応用できるかを議論しました。言語と身体の関係性
フォーカシング(Focusing)を通じて、言葉による感覚の表現と創造性の重要性を体験。
「言葉にした瞬間に新しい気づきが生まれる」ことを実感する時間となりました。
身体を使って空間を感じるワーク
講義中には、参加者が身体を使って空間を感じるワークや、視覚・触覚を通じた実験など、多彩な体験型プログラムが展開しました。
笑顔、驚き、沈思、対話で
今回の講義に関わらせていただいた研究者
次回予告:身体性講義vol.2
次回は、より実践的なワークを中心に、身体と環境の相互作用や身体性の社会実装について掘り下げていく予定です。
身体心理学、リッシンチェアーのお話し。
企業の皆さまにとっても、人材育成・組織開発・ウェルビーイング向上に直結する内容となるよう準備を進めております。
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身体性感総合研究所では、企業向けにカスタマイズした講義・ワークショップの提供を行っています。
「身体性」という切り口から、人材育成・組織開発・教育研修に新たな視点を取り入れてみませんか?